銅赤ナゲット(細)
銅の細ナゲットです。電線を細かい粒状に加工し、被覆を除去したものになります。こちらは母材が線形の細い被覆線を使用したものです。動力ケーブルや電線をナゲット加工機(破砕機)にかけ、米粒程度に粉砕します。その後磁選機、振動ふるい機を通して、被覆と銅を選別する流れになります。剥線機では処理できないような細い電線の処理もされています。銅の粒のサイズ、形状、メッキや色、混ざり具合によって価格が変動します。線形の太い被覆線(剥線した際にピカ線として扱える線)のナゲットは太ナゲット、雑線を母材として錫引線や半田、端子の混入があるものは雑ナゲットとして扱われます。主に銅版、銅箔、銅管等の伸銅メーカーへ納入されリサイクルされています。