SUS(サス)310(サンイチマル)のスクラップです。多くの種類があるステンレススクラップの中でもニッケルの含有量が高く、スクラップとして高価で取引されています。
オーステナイト系ステンレスにカテゴリーされ、JIS規格の成分はNi(ニッケル)19.00～22.00%、Cr(クロム)24.00～26.00％、C(炭素)0.08%以下、Si(ケイ素、シリコン)1.5%以下、Mn(マンガン)2.0%以下、P(リン)0.045%以下、S(硫黄)0.03%以下、残部がFe(鉄)となります。
磁性はなく、耐熱性、耐食性に優れ、高温環境下にて使用されることが多いです。
一般的な304ステンレス等より高価になるため、他の鋼種のステンレスとは分別してお持ち込みください。混在している場合は買取価格が大きく下がる可能性があります。