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黄銅(真鍮)棒コロ・黄銅棒地

棒コロは真鍮棒のスクラップです。C3601からC3604までの快削黄銅やC3560、3700系のニップル用黄銅、鍛造用黄銅全般で構成され、全く不純物のないものをいいます。メッキ加工や塗料が付着していないものです。

真鍮・黄銅について


真鍮は銅と亜鉛の合金です。読み方は「しんちゅう」、英語でbrassと表記されます。銅を主成分として亜鉛が20%以上のものをいいます。銅を主金属とした合金のため黄銅とも呼ばれます。銅の含有率は60~70%、亜鉛の比率は30~40%の真鍮が主流です。銅合金の中では最も生産量が多く、種類も豊富に存在します。加工性と耐食性に優れ様々な用途に使用されています。亜鉛の配合の比率によって、見た目も機械的性質も変化します。見た目は亜鉛の含有量が増えることで銅赤色から黄金職への変化します。機械的性質としても亜鉛の含有量によって強度が変化します。また、錫、鉛、ニッケル、マンガン、アルミ、鉄等を微量に添加することで様々な特性を向上させることができます。

代表的な真鍮・黄銅

□七三黄銅(黄銅第一種、C2600)
銅70%亜鉛30%の真鍮。丹銅のゴールドブラスと比較してイエローブラスと呼ばれたりします。スクラップ分類ではセパと呼ばれ、真鍮の中でも銅分が高くなっています。
□65/35黄銅(黄銅第二種、C2680)
銅65%、亜鉛35%の真鍮。こちらもスクラップ分類ではセパと呼ばれます。
□六四黄銅(黄銅第三種、C2800、C2801)
銅60%、亜鉛40%の真鍮。
□快削黄銅(C3604等)
読み方は「かいさくおうどう」です。鉛を添加することで快削性を向上させています。
□鍛造用黄銅(C3712、C3771等)
読み方は「たんぞうようおうどう」です。名前の通り鍛造に適した真鍮です。
□ネーバル黄銅(C4641等)
真鍮に少量の錫を添加しています。錫の添加によって強度が工場しています。また耐水性もあり、特に耐海水性に優れています。
□高力黄銅
真鍮に鉛、鉄、アルミ、マンガン、ニッケル等を微量に添加した真鍮で、強度、耐食性に優れています。
□エコブラス
鉛レス黄銅で、水道バルブによく使用されています。
□ビスマス黄銅
鉛の代わりにビスマスが添加された真鍮です。

真鍮と丹銅の違いについて

真鍮も丹銅もどちらも銅を主成分とした亜鉛との合金です。違いとしては亜鉛の含有量です。丹銅はred brassとも呼ばれ、銅の含有量は78.5~96.0%程度の合金(C2100~C2400)です。色調も丹銅は真鍮に比べ銅に近い銅赤色となっています。