白銅のスクラップです。白銅は銅を主成分とし、ニッケルを10～30%程度含むCu-Ni系の銅合金の一種です。優れた耐海水性と良好な加工性を有します。C7060やC7150等が該当し、船舶・海洋エネルギー関連部品や海水淡水化プラントに使用されています。継手やフランジ、ニップル等です。また、ニッケルの含有量が増えると、銀色に近い色合いになるため、銀貨の替わりとしての用途があります。因みに現在の50円硬貨と100円硬貨は白銅製でCu75%-Ni25%です。新500円硬貨にも白銅が使用されています。他国の通貨にも白銅製の通貨が多く使用されています。