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スクラップ解説PRODUCT DESCRIPTION

SUS400系 13クロム 18クロム Cr 

ステンレス SUS304


SUS400系 13クロム
SUS400系はフェライト系ステンレスとマルテンサイト系ステンレスが該当します。「13クロム」や「18クロム」、或いは単に「Cr(クロム)」と呼ばれたりします。代表的な鋼種はSUS430であり、他にも様々な鋼種がありますが大まかな値はCr(クロム)11.00~18.00%、Mn(マンガン)1.25%以下、C(炭素)1.20%以下、Si(シリコン)1.00%以下、Ni(ニッケル)0.6%以下、S(硫黄)0.15%以下、P(リン)0.06%以下となります。
 大きな特徴としてニッケルが全く含まれていない、或いは微量である事が挙げられます。最も多く使用されているSUS304はニッケル(Ni)が8~10%程度含まれていますが、400系はニッケルが含まれていないため、磁性があります。そのため磁石を使用して他のステンレスと選別する事ができます。
 ニッケルが含まれていないため、他のステンレスに比べると非常に低価ですが株式会社八木ではSUS400系ステンレスを買取しています。お見積りは無料ですので是非ご相談下さい。

ステンレスについて

 ステンレス(Stainless))は鉄(Fe)を主成分(50%以上)とし、炭素を1.2%以下、クロムを10.5%以上含む錆びにくい合金鋼です。英語ではstainless steel、錆びない鋼と表現されます。「ステンレススチール」「ステンレス」または「ステン」や「SUS(Steel Use Stainless)」の略号がつけられる事から「サス」とも呼ばれます。ステンレスは多くの場面で使用されており、用途は広範囲にわたっています。多様な添加元素によって、メーカーの独自開発のものを含めると、200種類以上のステンレスがあると言われています。最も代表的なステンレスはSUS304です。

 性質
 ステンレスの特性として真っ先に挙げられるのが高い耐食性です。含有するクロムが空気中の酸素と結合し、表面に酸化被膜を形成します。形成された酸化被膜が安定する事で錆びを防いでくれます。しかしクロムが形成する酸化被膜は硫酸や塩酸といった非酸化性の酸に対しては耐食性が劣ります。そのため、ニッケルを添加し、非酸化性の酸に対して耐食性を高めています。

 成分による分類
 ステンレスは各メーカーが独自開発した製品も多く、200種類以上の様々な種類があります。JIS規格の分類ではオーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系、二相系、析出硬化系の5種類に大別されます。
 
  □オーステナイト系ステンレス鋼()
オーステナイト系ステンレスはオーステナイトを主要な組織とするステンです。ステンレス鋼の中で最も一般的で、家庭用品をはじめ建築用、機械の様々な部品やプラント等に幅広く使用されています。形状は薄い板状のものが多く、棒、管、鋳物、厚板、線等があげられます。基本的に非磁性材料で、磁石に付きません。

  □フェライト系ステンレス
フェライト系ステンレスはフェライトを組織とするステンです。クロムを主成分として含み、クロム系ステンレスになります。代表的な鋼種としてSUS430があげられます。クロムは18%程度です。フェライト系ステンレスはSUS304と比較しますとニッケルが含まれていない分、安価になります。

  □マルテンサイト系ステンレス
マルテンサイト系ステンレスはマルテンサイトを主要な組織とするステンです。フェライト系と同じく主成分としてクロムを含むクロム系ステンレスになります。フェライト系と比較しますとクロムの割合が13%程度と低くなっています。代表的な鋼種はSUS410があげられ、クロムが13%程度含まれます。

  □二相系(オーステナイト・フェライト系)ステンレス
オーステナイトとフェライトの2つの金属組織(二相)をもつステンです。物理的性質はオーステナイトとフェライトの中間に位置します。主要な合金元素はクロム、ニッケル、モリブデン、窒素の4つです。クロムが20~28%程度と高く、ニッケルが1~8%程度と低くなっています。JISではSUS329J1やSUS329J3L等があげられます。1930年頃に最初に実用化されました。
 
 歴史
ステンレスの歴史は浅く、鉄クロム合金の特性である耐食性について最初に言及されたのは1821年のフランスであります。その後、1900年代初頭に実用的なステンレス鋼が開発されました。1912年にドイツのクロップ社の技師エドアルド・マウラーとベンノ・シュトラウスがオーステナイト系ステンレスの製造特許を取得し実用化されていきました。


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